ダウンドッグ(アドムカ・シュワーナアサナ)の目的と効果
ダウンドッグは下を向く犬のポーズともいい、
英語ではDownward facing dog pose(ダウンワードフェイシングドッグポーズ)
サンスクリット語では Adho mukha svanasana(アドムカシュワーナサナ)
とも言います。
adho = downward 下へ
mukha = face 顔を向く
svana = dog 犬
このポーズはアシュタンガーヨガをはじめとするヴィンヤサスタイル(呼吸と動きを連動させて躍動的なフローで続けて行うヨガのこと)では、太陽礼拝(Sun Sutation)などのシークエンスで次のポーズへ続ける中のポーズの一つという捉え方もできますが、実はこのポーズだけとっても、多くの良い効果が期待できます。
しかし、ヨガを始めた人からよく聞かれるのが、「ダウンドッグの正しい形が一体どういう形なのかわからない」という言葉です。このポーズの理想型がわからず悩む人は多いようです。
ダウンドッグで期待される効果は
- 自律神経を安定させて、心拍数や呼吸を整えることでストレスや不安から解放される
- 便秘や消化不良のなど消化機能の改善
- 下肢の柔軟性を増し、腰痛の軽減
- 肩甲骨周りの柔軟性の改善
- 姿勢の改善
などが挙げられます。
またヴィンヤサスタイルでは、習熟した人はジャンプバック・ジャンプスルーという、力強い動きをダウンドッグに続けて行うことがあります。(ビデオ内はヴィンヤサ・アップからのジャンプスルー)
本クラスではこの方法に必要なステップについても解説していきます。