今年は新型コロナウイルス感染症予防のために、新しい生活様式としてマスクを着用して生活を送る日々となりました。今まで春は花粉症、冬はインフルエンザや風邪予防として一時的にマスク着用して過ごす日はありましたが、一年中マスクを着用して過ごす生活は多くの人が初めての経験になっていると思います。

前回のお話したように、特に今年の熱中症には要注意です!

マスク着用をした場合ですが、していない時と比較し
■心拍数や呼吸数  ■血中二酸化炭素濃度  ■体感温度 が上昇すると厚生労働省のH Pに記載があります。(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_coronanettyuu.html)

一見難しそうなことを言っているように感じと思う方もいらっしゃると思いますが、皆さまどうでしょうか?

もう少しわかりやすく解説してお話しましょう!
人や動物は酸素を吸って二酸化炭素を吐いて呼吸を行っています。
適切な酸素濃度が得られないと酸素が欠乏し生命に危険を及ぼします。

マスクをして生活をしていると、していない時に比べ、呼吸がしづらいように感じたことはありませんか?
それは口や鼻が布などの生地で覆われている為に、呼吸をする為に取り込む空気自体の量が少ない状態になっているのが一つの原因です。さらにマスクの内側で排出した二酸化炭素を再度取り込むということが繰り返し行われ、またマスクをしたまま呼吸をすることは、自分の呼気をもう一度吸うことに繋がり、体外に排出されるべき二酸化炭素が再び体内に取り込まれることにより、血中二酸化炭素濃度が上昇します。

人は酸素を十分に身体に取り込めない状態になると、より多くの酸素を身体の中に取り入れようと自然と呼吸をする回数や量を増やし、それに伴い心拍数も増えます。
また取り込もうとする努力が重なると、吐くという作業を怠り、取り込めなくなる場合もあります。過呼吸でめまいなどがしてくるのもこの症状です。

息苦しさの他にマスクをしていると、マスクをしているところだけ特に蒸れたり、暑さを感じることもありますよね?実際にマスクをしているところだけ皮膚温度が上昇していたとの報告もあり、これが体感温度の上昇に関与しているのではないかと考えられます。

「マスクを着用したままでのスポーツ活動は必ず熱中症になりやすい為、禁止!」とは言えませんが、マスクをすることで上記のような症状が発生するので、身体にとっては負担の要素になります。

息が苦しくなった時は人のいないところでマスクを外すなど適切に対応していきましょう。
詳しい対処方法は次回またお話ししますね。
上手にマスクを使い、これからの時期のスポーツ活動を楽しみましょう♪